「複合型サービス」とは

自立支援介護は、訪問して行う訪問サービスと本人が施設に通う通所サービスがあります。どちらのサービスも利用者の生活の質を上げることに変わりはありません。現在、この2つのサービスを併用して行う複合型サービスが増えてきています。

複合型サービスのメリットは、より質の高いサービスが受けられることです。訪問サービスは、実際に介護士が家に来るので、生活の細かい部分の自立支援ができます。自分で出来ることを増やしていく手助けを行います。

一方で、通所サービスは、他の利用者とのコミュニケーション、運動することで筋肉の維持などの自立支援ができます。施設に通うだけで、足腰の筋肉上昇にもなります。

この2つのメリットが併用したサービスを行うことで、チーム介護を実現でき、より質が高い自立支援ができます。そのため、訪問サービスと通所サービスが必須となります。利用者の細かな変化でも共有すると良いです。

複合型サービスの課題として、情報共有が困難なことです。体調不良になった際には、サービスがキャンセルになります。利用者は1カ所に連絡すれば良いと思っているかと思います。しかし、事業が違うので、情報共有が難しい場合もあります。

自立支援介護は、自治体を中心にサービスを提供しています。今後訪問サービス、通所サービスの2種類を併用している複合型サービスが増加していきます。このように、質の高い自立支援介護を提供することで、高齢者の生活の質が高まるとされています。